一つの世界観を共有したシェアワールドで、作家がそれぞれに思い描く「空想のまち」を物語にした小説アンソロジー。 *** 世界は幾つもの《まち》でできている。 住人は町に守られながら、生涯を生まれた町で過ごす。 《まち》はどこも閉鎖的で、町外を巡るバスに乗るには、高額のチケットが必要で、町を出るのはひとにぎりの限られた人だけ。 ——それでも、細々と町は交流している。 町と町との物流を可能にしている、《どこか》から雇われた運び人。 町の外に何かを見いだして、町間移動の資格を取る住人。 ——それでも、生まれた町は特別で。 様々な思いを胸に、他愛のない日々・特別な日々は過ぎてゆく。 そんな一つの世界で綴られる、色とりどりの「空想のまち」の物語。 あなたもひととき、思いを馳せてみませんか。 *** 収録作品/著者 「楢の薫り、楓の音」/まりも 「蛍町の祭日」/青波零也 「箪笥町」/南野風文太 「砂町」/マンノン 「本の町の見習い司書さん」/なな 「始まりを見に行こう」/巫夏希 「いつか、かえる」/世津路章 「DeepWater」/久地加夜子 「星は叶えてくれない」/青山凪紗 「旅の始まり」/猫春 「町長選挙」/わたりさえこ 「刻刻と」/日野裕太郎 「幡町」/宇佐卯楽々 「世界地図」/くまっこ カバーイラスト:みさわりょう ブックデザイン:くまっこ
空想のまちアンソロジー「ぼくたちのみたそらは きっとつながっている」 / 象印社
http://kumazasa.blog98.fc2.com一つの世界観を共有したシェアワールドで、作家がそれぞれに思い描く「空想のまち」を物語にした小説アンソロジー。
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世界は幾つもの《まち》でできている。
住人は町に守られながら、生涯を生まれた町で過ごす。
《まち》はどこも閉鎖的で、町外を巡るバスに乗るには、高額のチケットが必要で、町を出るのはひとにぎりの限られた人だけ。
——それでも、細々と町は交流している。
町と町との物流を可能にしている、《どこか》から雇われた運び人。
町の外に何かを見いだして、町間移動の資格を取る住人。
——それでも、生まれた町は特別で。
様々な思いを胸に、他愛のない日々・特別な日々は過ぎてゆく。
そんな一つの世界で綴られる、色とりどりの「空想のまち」の物語。
あなたもひととき、思いを馳せてみませんか。
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収録作品/著者
「楢の薫り、楓の音」/まりも
「蛍町の祭日」/青波零也
「箪笥町」/南野風文太
「砂町」/マンノン
「本の町の見習い司書さん」/なな
「始まりを見に行こう」/巫夏希
「いつか、かえる」/世津路章
「DeepWater」/久地加夜子
「星は叶えてくれない」/青山凪紗
「旅の始まり」/猫春
「町長選挙」/わたりさえこ
「刻刻と」/日野裕太郎
「幡町」/宇佐卯楽々
「世界地図」/くまっこ
カバーイラスト:みさわりょう
ブックデザイン:くまっこ