——かつて人々は、神と共に在ったと云う。 獣の姿を纏った彼らは憑神(つきがみ)と呼ばれ、人々に降りかかる災厄を祓うことを使命とする。 島根県に住む高校生・建速(たけはや)イズモはある日、身に覚えのない一冊の朱印帳を手にする。 その朱印帳が一体何なのか正体もわからぬまま、神々と災厄の戦いに巻き込まれていくのであった。 時は現代。これは古(いにしえ)の縁(えにし)によって結ばれ綴られる、人と神々の物語。
イズモ神話 1.少年と獅子 前編 / ヤシオリジョーゴ
——かつて人々は、神と共に在ったと云う。
獣の姿を纏った彼らは憑神(つきがみ)と呼ばれ、人々に降りかかる災厄を祓うことを使命とする。
島根県に住む高校生・建速(たけはや)イズモはある日、身に覚えのない一冊の朱印帳を手にする。 その朱印帳が一体何なのか正体もわからぬまま、神々と災厄の戦いに巻き込まれていくのであった。
時は現代。これは古(いにしえ)の縁(えにし)によって結ばれ綴られる、人と神々の物語。