ハート・ショート／オーバーヒート / 方舟はもういらない

それでも、赤城山バサラに出会えたことを幸運であったと思っている。今も、こうして傍に在れることが、何よりも幸福だ。だから、何もいらない。これ以上は何も求めない。だから訣別してしまおう、こんな感情は、赤城山バサラのNo.2に必要ないから。
「……さよならだ、な」
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かづらに「バサラさんがナンバーツーさんにとって特別である理由、No.1とNo.2であること以外に考えたことありますか？」って言われてナンバーツーがぐるぐるするお話です。