如月恭哉と残酷な世界の始まり / 惑星ドリップ

ページ数・曲数・個数など	252ページ
主な作家	早見千晴 飴風イコ
作品のサイズ	118mm×182mm
カップリング	♂×♂
発行イベント名	けもケット8
印刷方式	オフセット

けもケット8 惑星ドリップにて頒布の新刊『如月恭哉と残酷な世界の始まり』
思いを伝えられない獣人お兄さんとダウナーな竜お兄さんなBLなお話です。

★仕様
B6変形判 / 252P

★あらすじ
元外科医で、今は大手製薬企業に勤める竜人・如月恭哉は偶然、自社製品の薬害を告発する論文を発見する。
それは世界中で使われている如月製薬の主力製品『サヨナリン錠』に副作用があり、やがて死に至るという衝撃的な内容だった。
更にその薬は、今は亡き父が開発したもので如月はショックを隠せない。
もし本当ならば息子である自分が償うべきなのでは無いか――
悩んだ末、如月は同僚で高校時代の同級生でもあった、黒崎明日香の力を借り、共に対策に向けて動き出す。
黒崎を唯一の協力者だと一定の信頼を置いていた如月だったが突如訪れた強烈な発情期からの過ちが二人の関係を歪めてしまう。
当初は黒崎を拒絶した如月だったが、その後の献身的な黒崎の態度により、やがて如月の心には変化が訪れ、再び協力関係を築くこととなる。
だが肝心の薬害対策は思うようには進まず、その間にも副作用による死者が多数報告されてしまう始末だった。
このままではやがて、人類は絶滅してしまうかもしれない。そこで二人は世界の未来を繋ぐため、残酷な決断を行うのであった……。

★既刊『終わっていたはずの世界』の前日譚にあたる作品となりますが、前作を読んでいなくても問題はありません

★カバーイラスト・挿絵
飴風イコ様